頸椎ヘルニアは手のしびれから始まり強い痛みを生じる病気

ヘルニアときくと多くの方は腰痛をイメージするかと思いますが、ヘルニアとは病気そのものを指す言葉ではなく、本来あるべきところから臓器が飛び出す状態を指す言葉で、臍ヘルニアや椎間板ヘルニアなどと、どこの場所がヘルニアなのかを加えて正式な病名となります。

椎間板は腰にもありますが首の骨の間にも存在し、その椎間板が飛び出し、周辺神経を圧迫することで痛みを生じるのが頸椎ヘルニアといわれるもので、パソコンを頻繁に利用するデスクワーカーに多いと言われ、加齢的理由はもちろんのこと、姿勢の悪さが椎間板を変形させると言われています。

症状としては、まずなんとなく肩がこることから始まり、徐々に指先や手がしびれ、ひどくなると急に電気が走ったようなしびれさえ感じるようになり、さらに放置すると朝目がさめても首を動かすことができないということもあります。

また、本人に自覚がないことも多いのですが、椎間板が神経を圧迫するので、触角や痛覚を損なうこともあり、物に触れても感触が分からなかったり、熱いものに触れても痛みがなかったりということもあります。

ヘルニアの基本治療法は保存的治療で、いわば自然治癒を待つことが多く、急性など痛みがひどい場合などにおいて外科的手術が行われ、治癒までには時間がかかるし、再発も多いので、ヘルニアと上手くつきあっていくことを考えねばなりません。

手足の痛み・しびれを治したいという方は、病院となるとそこまでではないと足踏みしてしまう方が多いようですが、手のしびれなどの初期症状を見逃さず、すぐに専門病院にかかり、ひどくならないうちに治療を開始することが肝要です。

◇参考サイト》手足の痛み・しびれを治したい